タツノオトシゴを皆さんご存知ですよね。

あの見た目などから縁起物としても知られているのではないでしょうか。

このタツノオトシゴも実は、ワシントン条約に載っているのです。

どんな条約でなぜタツノオトシゴが載っているのかまとめてみました。

タツノオトシゴ ワシントン条約

ワシントン条約とは

ワシントン条約って聞いたことはありますが詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

どんな条約なのでしょうか。

ワシントン条約

ワシントン条約とは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約であり、野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないよう、これらの種を保護することを目的とした条約です。

タツノオトシゴも漢方薬として利用するために各地で大型種が乱獲され、ワシントン条約の付属書Ⅱ(輸出入に許可証が必要なレベル)に記されています。

ワシントン条約の始まり

1973年に採択され1975年に発効。

日本での施行開始は1980年になります。

締約国は181か国+EU(国連加盟国(93か国))です。

すべての絶滅危惧種が対象ではない!

タツノオトシゴは環境の変化に敏感な生き物です。

タツノオトシゴも絶滅危惧種に指定されています。

なぜタツノオトシゴがワシントン条約に記載されているのか

タツノオトシゴは昔から、漢方薬として利用されており大型のタツノオトシゴは乱獲されてしまいこのワシントン条約の付属書Ⅱに記されるようになりました。

まだまだ乱獲は続いている

残念な事に世界のどこかではいまだにタツノオトシゴの乱獲は続いているようでタツノオトシゴをお土産や伝統薬の材料として販売する者は後を絶ちません

日本では、タツノオトシゴの野生種保護を目指し、完全養殖に成功した「タツノオトシゴハウス」という施設が鹿児島県にあります。

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まとめ

いまだ続くタツノオトシゴの乱獲。

人間のせいで捕獲され今後、絶滅する可能性があると言われています。

日本近海にもタツノオトシゴは生息しています。

この野生のタツノオトシゴが繁殖しずっと日本の海で暮らしていってけれたらとても嬉しい事ですね。

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