あのゴツゴツしているタツノオトシゴ。
見た目からしてもあまり美味しそうに見えません。
このタツノオトシゴに敵はいるのでしょうか。
タツノオトシゴの過ごし方
タツノオトシゴは、泳ぐのが得意ではありません。
その為、尻尾を海藻などに巻き付けて流されないように過ごしているそうです。
あまり目立たない!
上記の通り、流されないようにしていますが自分の身を守る為に周りの環境に応じて色を変えることも出来るそうです。
ですので、あまり敵にばれないのかもしれません。
そもそも敵はいない!
タツノオトシゴが住んでいる海域にはタツノオトシゴを好んで食べる天敵はいないようです。
骨で体を覆われているのでやはり美味しくないのでしょうか・・・。
一番の天敵は「人間」かも・・・
ご存知の方も多いと思いますが、タツノオトシゴは昔から漢方薬として利用されています。
漢方薬として使用するのでタツノオトシゴが人間によって乱獲されて来ました。
漢方薬として使用される
600年以上も前から漢方薬として使用されており、タツノオトシゴにはたくさんの栄養があり精力増強や滋養強壮などの効果があるとされています。
いまだに乱獲する人が後を絶たないそうです。
その為、ワシントン条約に記載され輸出入などには許可証が必要になっています。
タツノオトシゴは絶滅危惧種
タツノオトシゴは一生同じパートナーと過ごします。
しかし、大量に捕獲された際にパートナーと離れ離れになると次のパートナー探しには時間がかかり繁殖も出来なくなります。
その為、今はタツノオトシゴの数種類はこの絶滅危惧種に認定されています。
まとめ
タツノオトシゴを好んで食べるのは人間である事が分かったと思います。
一番の天敵は思いたくないですが「人間」かもしれません。
日本では、現在は養殖にも注目しており、九州の鹿児島県ではタツノオトシゴの養殖場もあります。
今後、10年~30年の間に絶滅するのではないかと言われているタツノオトシゴ。
決してそうならないようにして欲しいです。