タツノオトシゴといえば、魚類とは思えない体に、立ち泳ぎ、クルクルした尾っぽなど抽象的なイメージの方が先に浮かびませんか?

なんと世界にはタツノオトシゴと、近い種類の生き物が50種類以上見つかっているのですが、日本ではどの位の種類を見ることが出来るのでしょうか?

タツノオトシゴ 種類 日本

日本で見られるのは?

世界には1cm位の小さな子から20cmを超えるサイズの子まで、その種類は様々で、水族館などに行けば世界中に生息するタツノオトシゴを見る事もできますが、誤って網に入ったりすることで見れる身近な種類を探してみました。

ハナタツ

日本で1番よく見かける子だと思います。

ダイビング中に遭遇する事も多いのですが、特徴である尻尾を海藻などに巻き付け潮に流されない様に休んでいる事もあり、私が初めて遭遇したのは、子供の頃、磯遊びをしていて浮いた海藻に隠れた小魚を狙って網で海藻ごと掬い上げたら、タツノオトシゴが入っていた・・・というのが出会いでした。

図鑑などでは知っていましたが実物を見たのは初めてで印象深かったです。

クロウミウマ

図鑑などでみると真っ黒だったり、黄色だったりする事があります。

海の底など光の届かない場所にいる子は黒い事が多いのですが、水族館やショップなど適した照明下で生活している子はオレンジや黄色に色が変わります。

黒から変わる色を楽しみに飼育をしている方も多い種類です。

ダイビングで会えるのは?

日本のダイビングといえばどこが思いつきますか?

いろんなオススメスポットがあると思いますが、個人的には暖かくて珍しい魚で出会える九州や沖縄が思い浮かびます。

現在日本では8種類のタツノオトシゴを見ることが出来るそうですが、内、2種類は日本の南部でしか見られない子もいました。

ピグミー・シーホース

タツノオトシゴに比べると体のトゲは多く、名前の由来である「ピグミー」とは「小さい」という意味で、小さなタツノオトシゴの種類全般を指します。

よく見かける子は小型な上、ピンクや赤に近い色をしているので青い海で見つけるとなんだか嬉しくなる様な可愛らしい姿をしています。

ただし、とにかく体長が小さいです!見つけた時の嬉しさは大きいですよ!

イバラタツ

名前の由来通りにトゲをたくさん持っています。

個人的に、タツノオトシゴの中では、少しだけワルな顔をしている気がしてイチオシな子です。

そのため、見分けのつきにくいタツノオトシゴの中でも比較的分かりやすいのも好きな部分だったりします。

現在は絶滅危惧種に指定されている位に数が減少しています。

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まとめ

水族館の水槽に引っ付いてタツノオトシゴを観察する事が多いのですが、ダイビングで潜った海で遭遇出来たら嬉しくなりそうですね!

現在、日本では8種類のタツノオトシゴを見る事ができるそうなのですが、そのうちの数種類は絶滅危惧種になっている種類もありました。

もし、ダイビング等で実際に見つけても、捕まえたりせずに見守ってあげて下さいね!

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